【検証】LINE詐欺に騙される人はいるのか!?
こんにちは、八重樫です。
突然ですが、みなさんはお金を持っていますか?
四月は出会いの季節、歓迎会や歓迎会、歓迎会の連続、その分お金の動きも多くなりますよね。
僕の財布もスッカラカンです。
見栄を張って後輩に飯を奢るからです。どうしても食費は減らせそうにないので、どうにかしてお金を得る方法を考えなければ…
お金を得る方法としてオーソドックスなのは アルバイトでしょう。時間をお金で売るのです。
でも、そんな辛い方法でお金を稼ぎたくはありません。もっと楽にガポっと稼ぎたいのです。
そうだ詐欺をしよう
そうは決まっても、詐欺にはいろいろな種類があります。オレオレ詐欺、ワンクリック詐欺、フィッシング詐欺…
稼げればなんでもいいのですが、いきなり失敗してお縄になるのも嫌なのでアレから始めることにしました。
自演LINE乗っ取り詐欺
LINE乗っ取り詐欺とは、 他人のLINEアカウントに不正アクセスしなりすましをしながら、WebMoneyやiTunesカードをLINEの友人に立替という形で購入させ、プリペイド番号を入手する詐欺のことです。
この手法で、あたかも僕が加害者に乗っ取られた風を装って実行します。
自演ならば難易度が低く、この詐欺が流行った時期がおおよそ一年前ということでたいぶ風化されているでしょう。
被害に遭っていない人なら十分陥れられる自信があります。早速お金を稼いで行きましょう。
まず、テキトーにLINEの友達をみて「いけそうだな…」という鴨をリストアップしました。
- R・T(高校の友人、元バスケ部)
- Y・N(高校の友人、元副会長)
身内のノリが否めませんが、親密度が低い人に送っても成功する可能性は低いという詐欺師(ライアー・ゲーマー)なりの読みです。敢えてです。
・R・Tを陥れる
言わせてもらいます。手応えアリ。相手は突然の出来事を把握できていないウチに一気に攻め立てましょう。
思い切って三万円を要求しました。三万円もあればかなり生活に余裕ができます。
でも、被害者がお金を持っていなかったようなので、泣く泣く1500円を要求しました。28500円の損失です…
は?!?!?!
僕が困っているというのに、カードを買うかの返事もせずどうてもいいことを伝える彼。
乗っ取られたフリは成功しましたが、肝心のプリペードカードを手に入れることはできませんでした。
このまま交渉を続けていても、成功する見通しが低く、彼も映画館の中でスマホを開くという迷惑行為につながりかねないのでここでネタばらしとしましょう。
あと一歩及びませんでした…
課題は彼に予定が入っていたいうことです。いくら騙されても忙しければ構っている暇もありません。
次は、暇そうな人をターゲットにしました。
死にます
・Y・Nを陥れる
なんなんですかねこの態度。彼は友人が助けて欲しいといっているのに平気で見返りを要求する人です。
速攻でバレました。おまけに「下等生命体」とまで言われました。
下等生命体とは、ある種族に対して決定的に劣っているとされている生物のことです。同義語は「単細胞野郎」とか でしょうか。
そんなことを言われても、僕は彼にずっと「下等生命体」と言われていたので全くのノーダメージです。
後には引けないので攻めて行きましょう。
と思ったら、口座振込を要求してきました。彼は立替という言葉を知らないようです。まさかの口座番号開示に驚いてしまいましたが、ここで怯んでいては今までの苦労が無駄になります。
うわっ、コイツめんどくせぇ
どこからのサイトからコピペしてきたであろうモノを貼られました。 僕は文字を扱うことが苦手なのでこの分量の文字を見ると目がクラクラしてきます。
早いところこちらの攻撃ターンに移りましょう。
もうここは、相手のいうことを無視してひたすら攻めます。それしかありません。
大☆勝☆利
見事、当初の要求であった三万円分のiTunesカードを手に入れることができました。
ここまで上手くいくとは思いませんでした。ウキウキしながら早速、カード番号を入力しましょう。
「このコードは使用済みです」
やられました。完璧にやられました。
彼は暇人なので、iTunesカードの画像を必死に検索して要求通りの額の画像を用意してきたのです。さすが暇人です。
少し腹が立ってきたので、諦めずに本当のコードを要求していきましょう。
本当は「早く買ってこいよ下等生命体」と送りたいのですが、あくまでも僕は乗っ取られた身、断腸の思いでおとなしい口調のまま要求を続けました…
一時間既読スルー
もう白旗です。なかなかうまくいかなくてイライラしてきました。
それではネタばらしとしましょう。でも僕の信用がだだ下がりするのは困ってしまうので(今回の検証で信用がほぼ無いことがわかりましたが)あくまでも乗っ取られた体で行きましょう。
でも、そんな嘘すぐに見破られてしまいますが…
あ、この人カモだ。
本当に乗っ取られたと思っています。まぁ真実を知らない方がいいこともあるでしょう。そっとしておきましょう。これが僕なりの優しさです。
以上で僕の詐欺師生活は終了です。
今回わかったことは、僕がどれだけ暇人かということ、お金は働いて稼ぐべきだということです。
みなさん、お金に困っても犯罪には手を染めちゃいけませんよ。
僕もちゃんと働いてお金をもらいます…