【検証】自分のサインをメルカリで売った話

こんにちは。八重樫です。

突然ですが「貧乏暇なし」という言葉がありますよね。

皆さんは暇してますか？

僕は貧乏なのに暇です。

なんでですか？

暇なのでダラダラとメルカリを見ているとこんな商品を見つけました。

えええ〜〜〜〜〜〜

ただの厚紙に10万！？！？！？！？

これは僕の個人的な意見なので賛否両論あるとは思いますが、

サインというのは、直接貰った思い出が形に残るから良いのであって…

それをお金を出して買うのって違いませんか？

といってもお金を出した人が存在するのはまごうことなき事実。

先ほど紹介した商品は9名の声優のサインが一枚の色紙に収められています。

つまり一個あたり約1100円の価値です。

さらにコチラのは、たった一個だけなのに25000円で売れていました。

ただ氷の上を滑るのが上手いだけなのに。

でもオラ、ビジネスチャンスの匂いをプンプン感じっぞ！！

そんなわけで早速100均にて色紙とサインペンを買ってきました。

この2品（216円）だけで一攫千金を狙います。

早速書いていきます。

まず一枚目です。

「筆記体を崩した」サインを書きました。

おそらく筆記体は芸能人のサインあるあるランキング１位でしょう。

ちなみに５位は謎のニコちゃんマークで、

そして最下位はアラビア文字です。

お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、僕は筆記体が書けません。

僕の名前はローマ字で「Yaegashi」なのですが

このサインはどうやっても読めないですね。

解読できた方はコメントなどにて答えを教えてください。

書き終わった際に

「これはさすがにヒドいな…」

と思ったのでサインの上部に点を書き足したところ

ナイキみたいになりました。

「これが蛇足か〜」と納得してしまいました。

「蛇足」って考えた昔の人って凄いですね。

そして最後に仕上げとして、

「ごちそうさまでした おいしかったです！！」と記しました。

これを部屋に飾るだけで、芸能人が通い詰める飲食店に早変わり。

実際にサインを眺めながらトムヤムクンヌードルを食べてみると…

「ヌードルは美味いけどサインは下手くそだな。」

「でもヌードル自体の美味しさは増した気がする！」

サイン観賞食事法。おすすめです。 

そして二枚目です。どうぞ。

ゴチャゴチャしてる〜〜〜〜〜

今度は名前をひらがなで書いてみました。

サイン自体は一枚目のエセ筆記体より全然マシになりました。

そしてサービス精神が旺盛な僕は、相手の名前まで書いてあげることに。

ただ今回は相手が誰なのかわからなかったので、「上様」にしました。

「上様」って便利〜

と思う間もなくある思いが。

「これならただ便利な領収書を書いた方がいいのでは？」

それならと但し書きに「商品代」と記入しています。

そして右下に再度名前を記入。

領収書として不足している部分がありますが、

「上様」「商品代」で経費を落とせる会社なら領収書もこんなもので十分でしょう。

と、一枚を超える蛇足を披露してしまった色紙ですが…

これを経理に持っていくと何が落ちるの…？

？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？

？？？？？？！？！？？？？？？？？？

？！

そんなことを考え背筋を凍らせつつ、三枚目はシンプルに書くことを意識します。

そして最後の色紙が出来上がりました。

最後は朱肉を手に塗りたくって

サインを書けば出来上がり！

手形と漢字が相まって本物っぽいサイン色紙となりました。

ちなみに相撲はめちゃくちゃ弱いです。

実物の手のひらを見比べてみて思ったことなんですが

色紙に押した手形って本物のよりも大きく見えますね。

また役に立ちそうもない知識を得てしまいました。

さてさて、三枚のサイン色紙ができたところで早速販売です。

インターネットの闇市と呼ばれるメルカリにて商品登録をしました。

価格設定は送料込みで良心的な一枚300円。

安すぎるという声が聞こえてきそうですがいいのです。

塵も積もれば山となる。

ごく僅かな利益を重ねて富豪に上り詰めます。

そしてTwitterでもシェアをしました。

ネット用語での「身内」なら購入してくれるでしょう。

翌日。 

なんか知らないけど売れた！！やったぁ！！！

売れたのはラーメン屋にありそうな色紙。

購入者を確認してみると、高校の同級生でした。

先ほど書いたとおりまさに「身内」が購入してくれました。 

色紙を発送するために100均に行き封筒を購入。

そして自分のサインが入った封筒を持って郵便局へ。

送料は290円でした。

え？！？！？！？！

めちゃくちゃ損してない？

計算したところ一枚売れる度に約200円損をするらしいです。

ふぇぇ…ビジネスって難しいなぁ… 

一週間後。

残りの二枚は全く売れませんでした。

捨てるのも面倒だったので、知人の鞄に勝手に入れました。

今回のまとめ

人のサインを売るのはどうかと思う